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  • 聖アンデレ教会信徒会館

    建物は都心に近い2,000坪ほどの教会敷地内にある。多様な用途をもつこのホールは、教会の建物の中で要の位置を占めている。 ホールの中心は信徒会室であり、この空間は平面的広さに対応した高い天井に交差する、ふたつのアーチで構成されている。道路に平行な軸をもつ格子状の構造と、東西軸に平行な信徒会室の構造との間に局面の壁を貫入させることによって、空間の構成により変化をもたせることを意図した。これによって聖堂に比べてインフォーマルな活動の多い信徒会館にふさわしい、柔軟性のある空間が生み出された。 軒庇の深いところでは木製サッシュを使用し、コンクリートの打放しのテクスチャーと組み合わせている。