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  • YWCAケアハウス

    このケアハウスは.自立した生活できろ女牲高齢者31人を入居対象としている。 居室は全室南向きの個室で.シャワー・トイレが完備され.特養化に対応出来るようになりている。 また1暗に在宅介護支援センターとホームヘルパーステーションを取り込み、地域福社の槌点としての役割を合わせ持つている。 ①「ハウス=家」であること。 ②入居者が自ら行動を選んだり・生活を演出できること。 をコンセプトとし、パプリソクとプライベートの関係を掘り下げる試みをおこなった。 まず、吹抜を持つ廊下辞を紡錘形に膨らませ、食堂・談話室が全体から見えるようにして、パブリック空間に「見る・見られる」の関係を色々な角度で創り出すと共に、居室相互間に心理的な一休感を創り出している。吹抜の上部はトップライトとし、暗くなりがちな中廊下を明るくしている。 次に.パブリック(=まち)である廊下と.最もプライペートである寝室との間に.光庭を介して居間的空向(セミ・バプリックスペース)を設けている。この居間的空間は.居住者同士が気軽に立ち寄ったり、親しい人を招いてちょっとしたお茶会を開いて雑談したり、自分の趣味を飾つて演出したりできる「個人的交流の場」である。これはいわば. 「入居者自らが調節できるパブリックとの接点」である。 高齢者の自立した生活にはこのような接点が有効だと考えている。 また、光庭による自然通風・換気は不必要な冷房や強制換気を無くし、屋上緑化はヒートロスを少なくして、省エネにつながると同時に周辺環境との調和を図っている。