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  • MM21新港地区緑地景観計画

    横浜港の新港地区は、「赤レンガ倉庫」をシンボルとするミナト情緒の豊かなところで、港湾機能の再編に伴い、市民に開放された魅力的ウォーターフロントとすべく「みなとみらい21計画」の一翼として再開発がすすんでいる。 本調査は、この昌代の地区の水際線を縁どるように配置された緑地について、海側からの視点も含めて景観的な資質のひきだしを再検討するなどし、設計のガイドラインを策定したものである。 計画の主眼は、周辺につながる公共的歩行者空間のネットワークをつないでいくこと、水際に多彩な活動の場と豊かな緑を配すること、さらに、歴史と港らしさをひきたてるようなデザインをさぐることにあった。 「赤レンガパーク」など6つの緑地の基本計画では、単独の検討を越えて、新港全体のまちづくりに向けた「3つの水に向いたかいわいづくり」に位置づけて提案し、スケッチによる景観シミュレーションをすすめた。